玄関スペースの階段横には、大谷石の洗面台。
硝子の室内窓には、旦那さまのアイデアで飾り棚を作った。今はご家族の写真が並ぶ。
背面は、スピーカーとプロジェクター本体を壁付に、ソファー正面のテレビ上には、
プロジェクタースクリーン収納を設置した、シアタールームを兼ねたリビングルーム。
使い方を何度も打ち合わせした、この家の為のオーダーメイドの造作キッチン。
犀川の景色を木製窓が切り取る、居心地のいいダイニングキッチン。
犀川沿いに佇む、四季を感じる家 - Owner's Voice
ダイニングの木製窓から見える桜並木が移ろい、新居が完成し四季が何度か巡り、この地で過ごすご夫婦、あれからご家族も2人増え賑やかに暮らしている。
初めて安田工務店を知ったのは同社が「Best of Houzz 賞」を度々、受賞している「Houzz」(ハウズ)。インテリアの写真を見るのが趣味のご主人が、同社が自社工場で製作している木製インターフォンカバーの写真に衝撃を受けたのがきっかけだった。
家を建てるなら流行を取り入れるのではなく「60歳になっても飽きることなく過ごせる家に住みたい」という願いもあり左官や無垢材を用いた同社の家はイメージ通りだった。
実際に施工事例で見たOBの家へも訪問させてもらい、スタッフの人柄や話しやすさも決めてになり、3社ほど検討していたが、他にはないデザイン性を感じた事もあり「この人たちに家づくりをお願いしたい」と住まいの作り手を同社に決めた。
「素材や細かいディティールの要望や色味、日々変わる要望にも嫌な顔することなく真摯に対応してもらい打ち合わせが毎回本当に楽しかった」と、当時を語るご夫婦。
造作キッチンのステンレスの天板に映り込む日々移ろう川沿いの景色。
訪れる様々な年代の客人達は、口を揃えて、「カフェみたい!」「素敵な家!」と、言ってくださるとの事。実際にカフェ以上に眺めのいいリビングダイニングとなった。
家の中で一番好きなのはリビングと仰るご夫婦。無垢材のフローリングや、造作家具も、さほどお手入れせずとも良い感じとのこと。決まっているものはない注文住宅なので、フローリングは、好みの写真を見せ探してもらい、細めの無垢材フローリングを選んだ。
やり方を習い夫婦でソープフィニッシュで仕上げたのもいい思い出だ。
今も、北欧ヴィンテージ家具やラグを吟味し、植物や器を飾り、日々の生活をを大切にしながら、この家で日々暮らしている。